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好奇心を擁護する

 朝日新聞の天声人語にかのルーズベルト大統領の妻エレナのことばで好奇心を擁護すると書いてありました。母親が妖精にわが子に最も役に立つものを授けてと願いとしたら、好奇心であると思うとあります。
 クラゲの大家のノーベル化学賞の下村修さんは「子供たちにどんどん興味を持ったことをやらせてあげて。やめさせたらだめです。」大人の価値観の干渉を、クラゲの光を追い続けた学究は戒める。ノーベル物理学賞の益川敏英さんは「本来みんな持っている好奇心が選抜式テストの受験体制ですさんでいる」また「今の親は教育熱心というより教育結果熱心」とも言っておられます。
 子供の周囲に、かつてなく「べし」と「べからず」があふれている。たとえば勝ち組をめざしてひた走る勉強は「べし」、そして子供に外で遊ぶ姿のあまりの少なさには「べからず」の極みを思い見る気がする。
 さて僕はというと子供のときには外が日が暮れるまで遊び、模型が大好きでプラモデルはプロ級まできわめ、その他ラジコン、いまも続いている趣味の鉄道模型を作りまくりました。そのおかげで歯医者のインプラントの細かいネジは全く苦にならない、というかむしろたいへん面白いです。また、蒸気機関車の撮影に凝ったカメラ技術はいま口の中の写真の撮影に生きています。好奇心のおかげだと思いそれをほとんど無制限に与えてくてた母に感謝します。そしていまだに僕の好奇心をかきたたせてくれる歯科を選択して本当に良かったと思います。
 

/blog/2008/10/22/