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今日いらした患者さん

開業して22年が経過していくと患者さんからさまざまなことが学んでいく。御年75歳のSさん。毎週徒歩のゴルフをかかさずたいへんお元気で何回かご一緒にラウンドをさせていただきました。スコア―もいつも僕の方が負けてしまいます。20年前にお口の中をすべて綺麗にしてかみ合わせも治させていただきました。俗にいうフルマウスオーラルリハビリテーションです。しかしその後の20年間は少しずつ崩壊してきてだんだんインプラントにかわりつつあります。ブラッシングはそんなには悪くないし、タバコもお酒も一切召し上がらないし。何が原因なのかを常に模索してきました。すると20歳から50歳まではヘビースモーカーだったことが判明しました。今はやめていても長い間の喫煙で肺の中はニコチン、タールがあります。そうすればマクロファージによってTNA-αが常に出ています。そうすると毛細血管の内壁を傷をつけ血行障害が起きています。そうなると歯周病が進行し歯を支えている骨が溶け歯が割れてしまうのです。あとは天寿まで少しずつインプラントに置きかえていくことになります。そういった意味ではインプラントは必要なのかもしれません。Sさん今後は絶対にご本人の意向のとおり入れ歯にはさせません。

/blog/2013/01/31/