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インプラントライブオペ

一昨日、当院の診療室並びにセミナールームでインプラントのライブオペを行いました。10名限定で遠くは仙台や関西からはるばる歯科医師の先生方が僕のインプラントのライブの見学に集まってくださいました。午前、午後の2症例で最初は左下6番に6,0mmのCamlog インプラントを歯槽骨を広げて埋入しました。午後は右下3番ン5番部に3.8mmのCamlogインプラントを埋入しました。ここはかなりの狭窄骨で5番部はうまく拡大していれることができましたが、3番部は唇側側の歯槽骨が破断してしまい、初期固定後GBR,CGF、サイトプラストを併用して埋入しました。CGFの採血の実習も含めてのオペ見学は皆さん大満足でした。今回、キャンセル待ちで来られなかった先生方は本当にごめんなさい。
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最も安全なインプラント埋入法

今日のインプラント手術は右上の小臼歯部、大臼歯部に一本づつCamlogインプラントを埋入しました。もちろん大口式、MS式インプラント埋入方法でドリリングはほとんど行わないでできました。この前のNHKのクローズアップ現代でドリリングによるインプラントの危険性を番組でやっていましたが、僕たちのやり方はきわめて安全です。特に上の顎の骨はぼそぼそでドリリングをしてしまうと本当にスカスカになってインプラントを入れて時にゆるゆるで初期固定ができません。そんな時にはMS式オステオトームでジグリングしていくと簡単にさらに横方向ぬ骨を圧縮していきがっちりと入れることができます。世の中で一番怖いこと、それは既成概念と当たり前だと思われていることが実は反対のことだったりします。ダーウインの進化論で絶滅しないで生き残れるのは数が多いものではなく、強いものでもありません。それは機敏に環境の変化にいかに適応できたかどうかということです。ドリリングを過信している先生、恐竜のようにならないでください。
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NHKクローズアップ現代を見て

先日、NHKのクローズアップ現代でインプラントの特集をやっていました。これを見て読者の皆さんはインプラントが危険で怖いものと思われがちですが、誤解なさらないでください。インプラントは正しく経験のある術者がおこなえば、入れ歯にくらべてはるかに快適でまさに第2の歯ともいえるでしょう。僕が20年前に自分の父親にいれたインプラントは今でも機能してますし、本人に言わせれば「もうどれが自分の歯でどれがインプラントかわからないよ」と言っていました。それでは安全なインプラントの基準はなんでしょう?もちろん術前のきちっとした診断、特にCT撮影は不可欠です。レントゲンはあくまで影絵なので骨の実態を見ているわけではありません。CTにおいても実際に歯肉を開いてみると少し違って見えることもあります。ぼそぼそだったり、細かったりします。そんな時に役に立つのが、大口式インプラント埋入法です。もう当医院ではこのような時にはドリルをほとんど使わないでOAMという器械を使って広げていきインプラントを埋入しています。

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カムログコングレス

明日はカムログコングレスで講演を行うことになっています。日本歯科大学の九段ホールで3時より行います。題はオーストリア咬合学の基本的概念~インプラントの長期安定性を確立するために~です。インプラントだけでなく顎口腔系を長期的に安定なものするために重要なことは、きっちりとした診査診断とそれに基づく咬合のデザインです。ただやみくもにテンポラリーを作っても意味ありません。プロビジョナルレストレーションはそこに咬合のアイデアがなければなりません。そしてフルマウスのリハビリテーションでプロビジョナルレストレーションからファイナルレストレーションへの置換が問題になります。当院ではセレックの相関法を用いてコピーすることに成功しました。今回はそれの概念をご説明します。

2時間のオペ

本日は右下3本、右上2本(ソケットリフト)のインプラントの埋入手術を行った。昨日はライブセレック、夜御茶ノ水で2時間の講演。本日はハードな手術をこなしかなりヘロヘロになってしまいました。さらに本日中にインプラントジャーナルの校正が待っています。でも今週は日曜、月曜日と2日間の休みがあります。どのように休日を使おうかな?

ライブオペ

先週の日曜日に当院とその3FのD2アカデミーを使ってライブオペを行いました。定員10名はあっという間に満席になり3名の方はキャンセル待ちになりました。内容は2Fで実際の見学と3Fで手術部位の局所のビデオを60インチのモニターでお見せしました。さらに全体像は32インチで確認します。おそらくハイビジョンクオリティーの60インチのモニターでのライブは初めての試みだと思います。1症例目は右上4番のソケットリフト。2症例目はソケットプリザーベンション後のOAMによる拡大埋入です。どちらも再生療法であるPRFを併用したケースで難症例にもかかわらず完璧におこないました。
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MS式インプラント埋入法

いつの時代も既成概念、一般通念があってこれはおかしいと思う人は少ない。今回の原発事故においても安全神話は崩壊した。われわれ歯科界においても咬合を無視し第一小臼歯を便宜抜歯してきた矯正にアンチテーゼを訴えたのが,我々のおこなっている機能矯正である。これからは今までの通念を壊してでも改革をしていく必要がある。インプラントにおいてもスエーデンのブローネマルク教授の開発したドリリングによるインプラント埋入法は,脆弱な日本人の骨質にはどうやら向いてないことが分かってきた。これはおかしいということで岐阜の大口先生はOAMという方法を考え出した。使って見ると今までのドリリングが嘘のように快適に埋入できる。インプラントをやっている先生方、目を覚ましてください。メーカーや著名な先生の言いなりになってはいけませんよ。そこでこの素晴らしい方法をさらに改良したものをインプラントジャーナルに連載しています。
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